玉造温泉

Go To トラベルですよ。何を突然に言い出したかっていうと、病気の流行も一息つき初めて、国が税金で旅行を奨励するという政策なわけです。

今年の春に非常事態宣言が出た時に、すでに話題に上がっていたこの政策、周囲の心配を受けながらも実行されました。

その威力たるや、ものすごいインパクトです。なにしろ、旅行代金の半額を税金で補助するというのですから。いやーこれはスゴイ!

そりゃ使わなきゃ!ってなりますよね。

というわけで、行って来ました。温泉に。

玉造温泉です。

ここは、出雲大社に向かう途中に気になっていたのですが、その時は行けずに終わりました。

けれど、いつかは必ず来てみたい、そう思っていたのです。

めちゃくちゃ有名というわけでは無いですけど、そこそこ良い温泉なんですよ。

その中でも、露天風呂で混浴でプールほどの大きさのある温泉がありまして、その旅館へと予約を取ったわけです。

その露天風呂は撮影できないので、ここでは載せられませんが、リンクをしておきますね。

島根 玉造温泉 湯之助の宿 長楽園

さて、到着時間も早かったので、私たち以外は誰もいませんでした。なので、この広い露天風呂を貸し切り状態です。

この温泉は、敷地内のいたるところから湧き出しているのだそうで、湯船の底からブクブクと泡が出ていました。

すごい湯量なんですね。


さて、夕食も済ませて就寝。その日の夜はとんでもない雷雨になりました。九州地方に台風が近づいていたのです。

それはもう、一晩中カミナリが鳴り響いていました。

早いうちに露天風呂に入っておいて、良かったね〜

全くその通りです。


さて、早めに就寝してゆっくり朝に起きてもまだ早い時間。だったらもう一度、あの露天風呂に入ろうと向かったところ、

「すいません、昨夜の豪雨で排水が逆流してしまって、

閉鎖なんです…」

「えーっ!?」

なんということでしょう。せっかくの露天風呂がもう入れません。

なにしろ、地面から自然に湧き出ているのを囲ってできた大露天風呂ですから、排水も地面を流れていくしかありません。

そこに、上から大雨が降ったから全部流れ込んでしまうわなあ。

もう雨は上がって、日本庭園は綺麗に見えますが、さすがに露天風呂は無理のようでした。

そういえば、天皇陛下が起こしになられた建物があると書いてあったのを思い出し、庭の洞窟を抜けると、

そこに、ひっそりと建物が。

素晴らしい日本家屋です。

こんなのに住んでみたいなあ…