肉眼で初めて見るマッターホルン!

今日は朝から楽しみで仕方ない移動日。昨日までお世話になったベルンの町はスイスの日曜日という洗礼を浴びてほとんど楽しめませんでしたが、こればかりは仕方ありません。

日曜日はお店がほとんどお休みなの

2泊3日で2日目が日曜日だと何もする事が無い!

昨日はインターラーケンからベルンまで無事に帰ってきたものの、駅前のスーパーですらお休みで水を買うことすらできませんでした。

KIOSKで買った水は値段が4倍…

スイスの日曜日はくれぐれもお気をつけください。

さて、とはいえ一夜明けて今日はこの旅のメインイベント、

マッターホルン!

ですよ。

いやあ、ようやくこの時がやってきたわけです。まあ、特に山登りが好きだというわけでも無いし、そんなに興味があったわけでもないですが、まあ、有名な山ですから見てみたいなぐらいの気持ちはありました。

しかし、いざ行くとなるとこれは楽しみなわけです。

ベルンからの行程は、まず昨日と同じトゥーン方面の電車でヴィスプという駅まで行きます。そして、そこから乗り換えてツェルマットという町までまた電車で。そして、宿泊先のホテルはそこからまた登山鉄道に乗って途中駅で降りたところにあります。

だいたい3時間弱の移動ですね。

ところが、景色が綺麗なのと電車が揺れないで静かに走るのとで、まったく移動に疲れを感じません。重いスーツケースがあるので乗り換え時のホームの移動だけが大変ですが、それも1つに減らしておいて良かったです。

ずっと、車窓の景色を見ていられます。

いつになったらマッターホルンが見えるのか、ワクワクが止まらない車内です。

そしてツェルマット駅に着きました。駅を出て後ろを振り返ると、

少し見えている!

ワクワク!

次は、ここからゴルナーグラート鉄道という登山鉄道に乗って、山を登って行きます。宿泊先は標高2222メートルのところにあるホテルなのです。

ところが、チケットを買う時に係の人が「ここからホテルまでの電車賃は宿泊費に含まれているから、ホテルの係の人を呼ぶのでちょっと待って」と言われ、少し列をよけて待っていると、駅のドアからホテルの人が出てきました。

彼の説明を聞くと、チェックインは3時だからそれまでこのゴルナーグラート鉄道で山頂まで行ってきたらどうだい?このスーツケースは預かって、部屋に入れておくから〜と言うのです。

それはありがたい!

リックもお願いします!

最初から山の上まで行くつもりだったよ〜

スーツケースだけでなく背中に背負っていたリックまで預けて、パスポートと貴重品とスマホだけ持ち防寒着だけ着込んで、出発です。

そして、発車して数分ですぐにこの景色!

ゴルナーグラート鉄道に乗るなら午前中の日差しで、進行方向右側の席が良いですよ!マッターホルンがよく見えます。

まあ、このあと飽きるほど見るから心配いらないけどね

歯車を使って急な坂を登っていくアプト式の鉄道は、ゆっくり進むので景色をじっくりと楽しむことができます。スイストラベルパスでもさすがに無料にはなりませんが、電車賃は半額になります。

車窓から見える登山道を歩く人たちが電車に手を振っています。

あ〜私たちも歩きたいね〜

やだよ

さあ、そのゴルナーグラート鉄道でいく山頂とはどんなところなのか、気になる〜