「帰りたくない!次2つ目のインターで降りよっ!」〜秋を満喫ぶら〜り京丹波の旅(第1夜)

金曜日の夜から出発して車中泊して、土曜日は一日中遊ぶことができるのがHYMERくんと一緒に旅するようになってからの一番良いところです。土曜日は朝から遊んでますから、もうどんな観光地でも楽しみ尽くせますよね。

するとですね、本来なら土曜日の夜をもう一泊してさらに日曜日の朝も遊べちゃうんですけど、それがもういいかなぁってなってくるんですよ。おかしなもので…。

「ねえ、今夜どうする?」

「うーん…どっか行きたいところある?」

「わかんないなあ」

「そうだね。あんまり知らないものね」

「ま、帰ろっか戻る方向で」

こうしてとりあえず帰路の高速道路に乗って、夜が更けるともう寝てしまい、気づいたら車庫で朝になってるというパターン。

「なんだかワンパターンねぇ」

「そうね〜」

「どっか行きたいところある?」

「それ、さっき言った。ループしてるよ?」

「よし!じゃあ高速道路を降りよう!」

「え?何処行くの?」

「知らん」

「ええっ??」

「次の…またその次。今から二つ目のインターで出るの」

「おおお〜っ突然何を言い出すの」

「それぐらいしなきゃ、どうでしょう好きとは言えないわ」

「ぐわおぉえええここ何処よぉ?」

さあ、突然始まりました

みなさんこんばんわ〜HYMER.LIFEでーす。

「いま、ついさっきインターを通り過ぎたばっかりだけど、2つ目ということは、次の次ってことよね?」

「そうそう」

そしてしばらくして一つ目のインターに。差し掛かります。

「ここじゃないよね?」

「うん、ここじゃない。次よ、次」

その後がなかなかインターがやってこない。ジャンクションも超えてさあもうここがどの辺りを走っているのかわからない。というのは、ここ京都縦貫道は開通してまだ数年だし、いつも通過するだけだったから。

「あ!看板見えた!」

「なんて書いてある?」

「京丹波わち…何処よそれ〜?」

「京都府内だってことは間違いないんだろうけどさあ」

「いやあ〜わかんないまったくわかんない〜」


「あー出口見えてきたあー」

「ホントに降りるんだよね?降りるよ?」


「いいんだね?降りていいんだね?」

「いけーっ!降りろーっ!」

「うわーっ!」


「ぎゃー!」

「ホントに降りたぞー」

「知らねーぞー」


「なんだ?京丹波町?」

「まったく知らない…」


「お!これさっきの高速道路じゃん!」

「ホントだ!すごいなぁ」


「出口だあ」

「出るよー出るよーっ!」

「行けーっ!」

なんだかワクワクしてきた突然の展開。この自由気ままな旅がHYMER.LIFEの良いところです。だって、何処でも寝られるという安心感がありますから。さすがモーターホームです。

では、冒険の旅に出ましょ〜