湯布院「亀の井別荘」で一泊〜キャンカー西日本制覇(その19)

大分自動車道の湯布院インターチェンジを降りると、すぐ目の前に道の駅ゆふいんがありました。駐車場は広くて大型車用のスペースも多く、停めやすいなあと思いますが、お店などの施設は少し小さめ。近くで採れた野菜がたくさん売られていました。

もちろん日帰り温泉施設もありません。

それもそのはず。もう写真奥に見える高原のような山の手前には有名な温泉地「湯布院温泉」があるのです。そこへ行けば、どこからでも温泉が沸いているわけですから、こんなところで入浴しなくても。

さあ、先へ急ぎましょう〜この旅のメインイベント、湯布院温泉「亀の井別荘」です。

キャンカー旅で車中泊をしていろんなところへ旅に出かけるのはとても楽しいこと。けれど、旅の途中に少し雰囲気の良い宿泊先を訪れるのも少し息抜きに良いものですね。

車中泊も和風旅館に泊まるのも、寝心地はそんなに変わらないですが、温泉がお部屋にあると何度でもゆっくり入れるというのが魅力的。運転疲れもスッキリしたい!というわけで予約したのがここ亀の井別荘でした。

「駐車場は大丈夫なんですが、そこまでの通り道が観光客の散策路になっている細い道なので、気をつけてお越しください」

と、電話で親切に説明してもらっていたので、ゆっくりと用心しながら向かいました。

雰囲気の漂うなかなか良いお宿です。こりゃ期待できそう!

少し早めに到着したので、チェックインまでの時間は湯布院の街を散策に。

しかし、この亀の井別荘だけでもとんでもなく広い敷地でビックリ!こんなに大きな老舗旅館だったんですね…知りませんでした…ごめんなさい!

紅葉の季節なので、庭の景色が綺麗です。もう、この旅だけで紅葉は十分に満喫させて頂きました。

さて、敷地を出て湯布院の街に出かけます。

街の中にはアジアからの外国人観光客であふれていました。ほとんどが中国、台湾、韓国の人々という雰囲気。九州に入って博多にいる時から感じていることですが、外国人観光客にどんどん染められているというぐらいの印象を受けました。博多で会った友人も言ってましたが「なんだか外国に来たみたい」な毎日なんだそうです。

ハイジの泉とか観光地化された施設が…

あまり見どころも無く、結局は旅館に逆戻り。ちょうどチェックインの時間に。

「それでは、お部屋にご案内します」


さあ、こちらを右に曲がるんですね!ゾウさんの置物が向いてる方向へ。

えーっとさらにここを左に曲がって…

さらに奥へと…

え?まだ左に曲がるの?

そしてさらに右へ…こりゃどこまで行くんだ??

そして左側の扉を開けて、

やっと到着。敷地の一番奥にある離れのお部屋です。遠いっ!

お部屋に付いているお風呂。扉を開けたら露天風呂ですけど寒い!開ければ十分紅葉を楽しめます。

いやあ、写真がとても多くなってしまいました。

しかしこの景色だけでも疲れがとれますねえ〜

よいお宿です。