川湯温泉(日本縦断〜その9)

これまた昔から行きたいなと思っていたところのお話なんですが、和歌山県の山の奥深くに、川を掘り返すと温泉が出てくるという川湯温泉というのがあって、秋も終わって冬が来ると温泉が恋しくなってくるわけで、

えーっ!そんなところあるんだ〜行こう行こう!

まあ、そうなるわな。季節は冬だし、天気予報では雪が降りそうだといってるし、

雪!

と、子どもは喜ぶわな。

こりゃうまくいったわ

しめしめと思ってるわな。

まあ、昔から有名なところですから、一度は行ってみたかった。しかし、なかなか行く機会がなかった。山道をクネクネいかなきゃならないというのもあるし、高速道路があるわけでもないし。

けれど、

まあ、こちらをご覧いただいたらわかるように、2うどんの刑に処されているわけです。(また故障したということです。これは修理に出す1うどん目。次に修理が終わった時にまた2うどん目をいただくという意味)

さすがに、7万キロも走っているといろいろとガタがきちゃうのか、HYMERくんも調子が悪い。ここは長期入院してでもしっかりメンテナンスしたほうが良いということで、徹底的に調べてもらうことにしたわけです。

というわけで、乗用車で行くのならクネクネ山道も怖くないと、紀伊山脈を攻めることに。

国道311号で川湯に向かう途中、山越えするところで雪が積もっているのを発見。こりゃ遊ばなくちゃということになり、車を停めました。

そこから、河原に降りていく道もあったので、川面に近づいていくと、粉雪が舞い川に流されていく風景画の世界に。

紀伊半島は原生林も残っているぐらい自然環境がよく、日本の原風景を残しているんだろうなあと昔の人の暮らしを思い描いてみる。ここで、洗い物をしたのかな、とか。

我が家は海よりも川遊びの方が好きです。夏になったら、和歌山も良いなあ、と思いながら、

あの雪の女王がレリゴーしてからというもの、雪だるまはすべてこの形に変わってしまったのは、歴史的な転換点ではなかったかなと思うのであった。

さて

さっそく、川湯の仙人風呂に到着。ここは水着を着て入る露天風呂です。

近くに火山もないのに、温泉が湧き出ているという不思議なところ。地殻が移動する摩擦で熱源となっているのではないかと(これもブラタモリ情報)

よきかなー