旅は自炊と言いながら…Part.1

チューリッヒの時にやっとコメが食べられると言って、オランダでは持ってきたコメでカレーライスを食べて、数日おきにはコメを体内に補給しないと禁断症状のように欲してしまうわけで、だからこそコメを日本から持っていって、炊くわけです。

今回の遠征は40日間の旅程だったので、コメを40合も持って来たんですよ。それだけじゃなく、即席味噌汁に醤油と塩のサッポロラーメン、さらに一蘭の博多ラーメン、レトルトのカレー、数種のふりかけ…とそれはもうたくさんの日本食を持ち込んでいます。

けどね、けれどもね、やっぱりベルギーに着いたらどうしても食べたいものがあって、その美味しかった思い出をもう一度となってしまうのです。

それが、

ムール貝ですよねー!

今日のヘントからの帰り道に直前予約しましたよね〜。

ブリュッセルで食べた時の感動する美味しさが忘れられず、これを求めて「旅は自炊」のモットーを捻じ曲げてでも食べたかったんだよなあ。(4年前のお話はこちら。)

で、直前予約してお伺いしたお店がこちら。

RESTAURANT DE KOETSEさんです。これね、4年前の味とはやはり違っていたんですけどね、美味しかったですよ。それ以外にも色々頼んだのですが、美味しかった!

ここはブルージュではオススメですね。

旅は自炊と言いながらも、その土地の美味しいものなら食べたいじゃないですか、ねえ〜。


で、その次の日。ブラブラしながら街を散策します。

ブルージュの街は昔は城塞都市だったということで、街の四方に城壁と城門があったんだそうです。城壁は取り壊されていますが、門は残っているんだそうで、それを見に。

いやー立派な門じゃありませんか。今でもこの門を通過しているというのがいいですよね。反対側、つまり城壁の内側から見てみると、今でもバスが潜り抜けているのが見えます。

今日はとても良い天気なので、もう一度マルクト広場まで戻って写真を取り直してみたり、

1日中散歩を楽しんで、最後のブルージュの街をもう一度何かやり忘れた事が無いかと、うろついているわけです。

そして、ほどほどに家に戻って夕ご飯。旅は自炊がモットーでしょう?

日本の食事が恋しくなったでしょう?

でしょう?でしょう?

そんな時はこれですよ。

サッポロ一番の塩ラーメンですよ。もちろん、割り箸もたくさん持ってきましたよ。

今日はこのブルージュのお宿も最後の夜。次の目的地に向かうわけですが、食材を冷蔵庫に残していくわけにはいかないので、残っているものだけでサクッと晩御飯を食べて明日の朝には出発です。

さよならブルージュ!