金立サービスエリア(下り)〜キャンカー西日本制覇(その9)

博多で友だちと久しぶりの再会をして、食事もして、キャナルシティーで少しの間遊んで…その日の夜は友人が博多駅で用事があるということで、

「せっかく博多に来たんだから、博多ラーメンを食べていきたいよね〜」

「博多駅でShinshinでも食べよっかー」

とタクシーに乗りました。けれどしばらくして、

「いやあ〜お腹がいっぱいだなぁ」

と、ひとこと。確かにいまラーメンは…食えねえ〜!

「やっぱりラーメンはやめとこう…絶対に食べられないわ」

うん。その方が良い。

「運転手さん、博多駅で1人降りますけど、その後、万葉の湯まで行ってください」

軽くギブアップです。毎回のことながら、まったく口ほどにもない。というわけでそのまま博多を後にして次の目的地へと向かうことになりました。

その途中に立ち寄ったのが、金立サービスエリアです。「きんりゅう」と読みます。

ここは、ハイウェイオアシスと書いてありました。

「ほほーう、ではそのハイウェイオアシスぶりを確かめさせてもらおうではないか」

スタバがある時点でちょっとオシャレに見えちゃうわけだが。

「あれ?ここまで?」

「たたの駐車場だね?」

下りに到着した時は夕暮れ時で、駐車場側。ハイウェイオアシスとして公園は上り側にあるようでした。なので、今日は公園まで行かず。

それから数日後にまた上りを通過したので、このお話はまた後日。

「さあ、先へ進もう」

さて、今日の目的地は、

長崎です。

長崎自動車道をひた走り、西へと向かいます。途中、とにかく西日が眩しい。

「今日の夜は何を食べるの?」

あんた、食にしか興味ないのか。

「そりゃ長崎ちゃんぽんでしょ!」

お前も、即答かよ。

「じゃあお店探すね!」

スマホが出来てからガイドブックの売れ行きは悪いだろうなあ。

しばらく走って。

「ねえ、ところでさ、長崎空港に先に行って、駐車場を下見してもいいかな?」

明日は長崎空港から仕事に行かねばならないのであった。

「いいよ〜ってか、長崎空港のちゃんぽん屋さんが何故か得点が高いわ」

「ほー」

「だけど…ラストオーダーが7:00までだ…」

「いま何時?」

「6時23分」

「うおーギリギリじゃん!」

ナビの到着予想時刻は6時50分。というわけで、長崎駅近くで食べるはずの予定を変更して長崎空港へ。

果たして間に合うのか?