ムリアリゾートあれこれ〜バリ島ジャングル探検(第8夜)

ガイドさんに聞いた話では、バリ島で憧れのお仕事は観光業に携わることなんだそうです。観光業に関係する学校で勉強してホテルで働くというのを目標にしているんだそうで。なるほど確かにそうかもしれません。ここで働く人たちはみんな笑顔でとても楽しそうに働いている感じがしました。

年齢も若くて元気で、他のホテルよりも少し収入も良くて、けれどあくせく働くわけでもなくゆったりとした時間を過ごしているからこそ笑顔になれるんだろうなと思います。

ハワイでもそうだけど、海外のホテルでハウスキーピングをしてくれる人ってとても明るい笑顔なんだよね〜

もちろんだけれど、ゴミひとつ落ちてない。

「ねえ、HYMER.LIFEが始まるまでって日本でも同じクラスのホテルに泊まってたじゃん?」

「うん」

「その時にハウスキーパーの人ってこんなに笑顔じゃなかったよね。なんだか挨拶はするけれど、すごくおびえているというか暗いというか…」

「確かにねえ。あんなに胸張って挨拶はしてこないなあ」

「日本人の客って挨拶されても無視するからじゃない?」

「確かに…それが普通だもんね」

「あれって、使用人は人間扱いしてないみたいに見えるんじゃないかな?」

「お店に入ってきて『いらっしゃいませ』に無視だもんね。もし海外でお店に入ってそんなことしたらすごい失礼な奴だとしてお客としても扱ってもらえないよね」

どんな仕事にも、プロ意識を持ってやっていて一流のサービスを目指しているのを、お客はそのサービスの受け手として感謝し態度で表す。この関係性を誰とでもすぐに築くことができる文化。感謝の意をチップで表すという考え方もそう考えればとても納得できる。

買い手の論理を振り回しただ安く買い叩く日本の考え方では、チップはただ面倒な慣習でしかないのでしょうね。それじゃあ『おもてなし』なんて所詮は上っ面なものにしかならないのでしょう。


「私たちって『旅は自炊』がテーマだったのに、大丈夫かな」

「ムリアは食事が美味しいって言ってたけどなあ」

「これで食事が不味かったら10日間もツライだけじゃん」

しかしこの不安は見事に良い方に裏切られたのでした。

まずは朝ごはん、美味しい!って話はもうお伝えしましたが、特にお気に入りはヌードル!

こちらの方から麺と具を選んでお皿に入れると湯がいてくれますので、

それに好きなだけトッピング!

すると、こんな感じで出来上がります。これ、ほとんど毎朝食べました。

卵もこんな感じでお洒落な容れ物に飾られています。

とても広いスペースに、洋食だけでなく、アジア料理も和食もあって、なかなか飽きが来ない朝食会場でした。端から端まで歩くだけでも疲れちゃうぐらい。

味は申し分ない美味しさでした。良かった!


そして、ランチとディナーはほとんどルームサービスでお願いすることに。その方がメニューが豊富だったので良かったんです。

朝食はまあまだマシなんですが、ルームサービスがもうひとつだなあということも多いので、心配が残りますが頼んでみてすぐに不安は解消されました。

日本も含めて今まで食べた中でもトップクラスの美味しいでした。

やるなあムリアリゾート。すっかりバリ島が好きになっちゃいました。